なりたい自分になろう

【他人と比べてしまうあなたへ】私が人と比べることを止められた方法

比較

つい人と比べてしまう、どうしても他人と自分を比べるのを止められない。

同期の営業成績が自分よりも良くて焦ってしまう。

インフルエンサーのスタイルや顔や綺麗すぎて自分の容姿に自信が持てない。

友達や同僚のコミュニケーション能力が高すぎて自分が劣っていると感じる。

同じような環境で育ってきたのに同級生がいつの間にか成功していて、自分は何をやっているんだろうと感じる。

このように、人はどうしても他と比べてしまうものです。

もし同じものを持っていたとしても隣の芝生は青く見えるでしょう。

ただ、他人と自分を比べることは自分を苦しめるだけです。

ここでは他人と比べることのデメリットと、比べることを止めた時のメリットを紹介していきます。

他人と比べることのデメリット

負けず嫌いな人や自己肯定感の低い人、そして同じような環境で育ってきた人は他人と比べがちです。

そんな人達に知ってほしい他人と比べることのデメリットを紹介します。

精神的に落ち込む

人と比べることで落ち込むことってありますよね。

何であの子はあんなにスタイルがいいのに、可愛いのに自分はそうじゃないんだろう。

いつもあの人は成績優秀だけど、自分はいつまで経ってもああはなれない。。

あの人のコミュニケーション能力には勝てないな。。

人の良いところを見つけられるのは素晴らしいことですが、その良いところと自分にないところを比べて何のメリットがあるでしょうか。

自分の出来ないところを自分に痛感させても気分が沈み、精神的に落ち込むだで何のメリットもないのです。

そして、自分は出来てないと思っていることが意外と自分の決めつけだったりもするのです。

自分のことになると俯瞰的に見るのが難しいのでしょうがないですが、勝手に自分は劣っていると思っていても、周りは「あなたはすごい」と思っていることが意外と多くあることを知っていてください。

日本人は思ったことをあまり口に出さないので気づきにくいですが笑

時間を無駄にする

人と比べることって非生産的です。

何故か?

あなたがすごいなと思う人や羨む人と、あなたの土俵や背景、目的が違うからです。

例えばSNSでピアノがものすごく上手で賞などもいくつか受賞している人がいるとします。

そこであなたがすごいな、自分はピアノなんて全く弾けないや、とその人と自分を比較したとします。

実はその人の家は代々ピアノ演奏者の一家で小さな頃からピアノの練習をしてきて、小さなころから色んな発表会に出て、色んな楽曲と触れ合ってきた人です。

そんな人と自分を比べても何の意味もないのです。

同い年でビジネスを成功させている人を記事で見つけ、「すごいな、同じ歳なのに自分は何もないや」と思ったとします。

その人も何もないところから成功者になったとしても、その人がいた環境であったり運であったりその人の努力があったりします。

あなたにはあなたの成功方法しかないので、その人と自分を比べても意味はありません。

その比べる時間が無駄になってしまうのです。

すごいなと思う人がいたら「こういう人も世の中にいるんだな」と事実を受け入れる程度にしましょう。

充実感を感じにくくなる

人と比べることで、「もっとすごい人がいる」「もっとお金持ちがいる」「よりすごい成功者がいる」、とあなたが何を成し遂げたとしても「もっと、もっと」と求めてしまい人生に充実感を感じにくくなります。

本当はあなたはすごいことをしているのに、幸せを感じられているかもしれないのに、人と比べることでその幸せを感じられなくなってしまうのです。

それってすごく悲しいことだと思います。

すごくもったいないことです。

人と比べることが慢性化してしまうと、何をもって幸せなのか、何をもって充実しているのか麻痺してしまうので早い段階で止めることをお勧めします。

特に今の時代SNSで華やかな投稿を見る機会が多くなっていますが、それが現実とは限りません。

ですが、その投稿を真に受けて自分の現状と比較して劣等感を感じる日々を送ることで、あたなにとっての充実感を感じることが出来る日が遠くなるのです。

自己肯定感が下がる

人と比べることは自己肯定感を下げることに繋がります。

今あなたが住んでいる家、持っている仕事やプライベート環境・衣服や食事はあなたが欲しいと思ったから持っているはずです。

その環境に満足できるはずなのに、人と比べることで、その自分や環境に満足できず自分を受け入れられないことになるのです。

自己肯定感が下がると何かに挑戦するときも諦めやすくなったり自分を信じられなくなったりと良い事なんてありません。

だから自分の自己肯定感を維持するためにも、高めるためにも人と比べることをやめましょう。

他人と比べることをやるべき理由

上記で述べたように人と比べることに対するデメリットはとても多いです。

人間は他と比べてしまうもので、それが自分の目指したいものになったり、夢になったり、目標になることはいいことです。

自分には思いつかなかったけれど、こういう考え方や価値観、物の捉え方があるんだと自分が持っていなかった他の人の良いところを吸収することはいいことです。

でもそれが加速してしまうと、上で紹介した事に繋がってしまって負の感情しか芽生えなくなってしまいます。

それがもっと悪化すると、人を妬んだり他人を傷つけるような人になってしまいます。

それは自分にとっても良いことではありません。

不幸になりたくない、幸せになりたいのであれば必要以上に他人と自分を比べることから離れましょう。

他人と比べることを止めるメリット

それでは、逆に他人と比べないことのメリットは何でしょうか?

自分と他の人を比べるのを止めるだけで以下4つのメリットがあるのでご紹介します。

ありのままの自分を受け入れられる

他の人は〇〇でも「自分はこうだ」と考えられると、自分の現状をありのまま受け入れることができます。

よく小さいころ「よそはよそ、うちはうち」って親に言われませんでしたか?

そういうことですね笑

軸がぶれない

自分にはこういう目標や夢がある。

自分が描く理想は〇〇だ、というものがあったとしても他の人のキラキラするものを見てその人と自分を比べてしまうとあなたの理想や夢や目標がいつの間にかその人が持っているものに変わることがあります。

でも、人と比べることが無ければあなたが本当に求めるものが変わることはありません。

人と比べないことであなた自身を守ることが出来るのです。

精神的に安定する

人と比べることを止めれば、劣等感を感じることがなくなり精神的に安定します。

「何故自分はあの人のようになれないんだろう」「あいつばっかり評価されて納得いかない」、落ち込む感情や怒り・妬みの感情から解かれ心を穏やかに保つことが出来るのです。

プラスの感情を持つだけでその日一日を気持ちよく過ごすことが出来たり、長い一日でも最後まで頑張り切ることができます。

人に振り回されてマイナスな感情を持つことで、仕事のパフォーマンスが下がったり、心の安定が崩れることを誰が望んでいるでしょうか。

自分の本当の幸せを見いだせる

もし他人のキラキラした生活や物を手に入れたとしても、それに「あなたが」幸せや満足を感じるかは別の話です。

あなたにはあなたの幸せがあり、YさんにはYさんの幸せがあります。

他の人と比べてその人の真似ばかりしていても、あなたが求める幸せは得られないのです。

だからこそ自分にフォーカスし、他の人は一旦忘れて自分が本当に求めているものを考えることで自分の本当の幸せを見出すことが出来ます。

 

どうしても人と比べることを止められない人へ

ここまで、人と自分を比べることのデメリットや人と比べることを止めることで得られるメリットをお話しました。

でも、そう簡単に止められませんよね。

無意識下でつい人と比べてしまうってことはあります。

そんなあなたへの解決策をお伝えします。

あなたはあなたの世界の主人公です。

主人公って色んな事に挑戦して失敗して、色んな経験を得て成長していきますよね。

色んなドラマがあるその成長過程が物語になるのです。

もし比べるのだとしたら、昨日までの自分と今日の自分、去年の自分と今年の自分、と過去の自分と比べてください。

過去の自分と今の自分を比べることで、自分の成長が肌で感じられますし、今の現状から理想にたどり着くまで何をどうしたらいいかもより明確に分かると思います。

だから、どうしても比べることが止められない人は過去の自分と今を比べてください。

最後に、私自身が救われた言葉を共有させてください。

私は負けず嫌い+自己肯定感がとても低い人間です。

そんな私からすると周りの人は皆すごい人で、自分の不甲斐なさを四六時中勝手に感じています。

そんな私をある本の1文が救ってくれました。

「他人と自分を比較することは、他人に振り回されること」

「他人に振り回される」という文が負けず嫌いの私に響き、「あ。今私比べちゃってたな」と気づいた時にはこの言葉を思い出すようにしています。

このおかげで人と自分を比べる頻度が減りました。

リハビリのように少し時間はかかることかもしれませんが、意識してやることで必ず変われます。

一緒にありのままの自分を受け入れられる人になるように頑張っていきましょう!

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